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織田信長の経営塾

2004-07-30

●織田信長の経営塾
北見 昌朗 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062123061/maruruchan-22

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『信長が会社を経営すると?』             
┃                            
┃   弱小大名から天下人になるにはどうしたのか?    
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード
 『大義名分』
 『いま一番できる人間』
 『使える奴』
 『常にテスト』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『信長はどう人材を使ったのか?』           
┃                            
┃   部下の使い方が組織を生かすも殺すも・・      
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
 ▼『大義名分を持て-天下布武』
  他の戦国大名たちが、自分の周りの領土争いに明け暮れる中
  信長がいちはやく「天下統一」を旗印に掲げます。
  リーダーの高い志は部下にプライドを与えます。

  たとえ今は優秀な会社でなく、お金がなくても
  部下がやる気になるのは「志」。リーダたるもの心がけないと
  いけない筆頭ですね。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『今、一番できる人材を使う』
  昔の功績だけで、幹部の地位に座っている人がいるとすると
  それほど不幸なことはないです。部下はもちろん、幹部本人にも。
  だからこそ、「上昇意欲なき幹部は切れ!」というのが信長の
  思想。できる奴こそ毎回登用するべきと。
  
  ただ、この本の最終章にあったように「苛烈すぎたのは失敗だった」
  とも。そういう意味で会社に余裕がなかったと言う理由で幹部に
  居つづけさせるのではなく、権限のない名誉職などにしないと
  組織がなりたたなくなるということですね。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『常にテストする』
  きびっし~(笑)部下を常にテストするリーダーはもちろん
  逆に部下からも常にチェックされているわけです。
  それを肝に銘じた上で・・・。

  2個目の気づきと重なりますが、一度の成功で安心しては
  いけないわけです。
  実験だって一緒。一度結果がでたから「OK」とはいきません。
  ちょっとした条件が変わっただけで答えが変わったり
  おかしくなったりすることはよくあること。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『大義名分を持つ』                  
┃                            
┃   夢や未来の明るさを感じられるように        
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

この本、かなりおもしろかったです。
私、実は歴史にめちゃ興味があって、中学・高校のころは
歴史小説ばっかり読んでました。
それで理系に進むんだから世の中わからないもんです(笑)

この本が読みやすい理由は人事の妙と具体的な歴史事実が
信長の言葉を借りて密接に説明されているからだと思います。
やっぱり「例示」ってすごく大事ですね。

●織田信長の経営塾
北見 昌朗 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062123061/maruruchan-22


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