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メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる
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□投稿者/ まるるちゃん@エンビジ 一般人(1回)-(2016/03/05(Sat) 04:02:23)
| | | | | 2016/05/31(Tue) 03:36:01 編集(管理者)
●メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる リサ・ガンスキー著 LISA GANSKY 実川元子訳
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★ 『シェアやメッシュをビジネスに活かしたい』
何ができるか、これから考えてみよう。 きっと思いつくでしょう。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『メッシュはメーカーがお客様から様々な情報を得ることができる』
『トライバタイジング(お試し宣伝)ができる』
『「他人の悩みにもっと敏感になる」』
『「偶然の出会いを作り出す」』
★━━━━本の著者に聞いてみたいこと━━━━━━━━━━━★ 『「メッシュ」の本場をもっと知りたい』
日本でも展開できるところが多くあると思う。 日本での事例を聞きたい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から学んだこと ━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『シェアリングエコノミー』 ▼『メッシュのポイント』(次回のご紹介) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『シェアリングエコノミー』
今回は少し古い本を取り上げてみようと思います。
本書は、リサ・ガンスキー氏(Lisa Gansky)が 表題の「The Mesh」を著し、実川元子氏が翻訳した形式ですので、 事例は米国でのビジネスモデルになります。
原著者のリサ氏はシリコンバレーの名物起業家で、 執筆時点では20以上もの インターネットサービス企業、モバイルサービス企業、 ソーシャルベンチャーへの経営指導や投資活動にあたっているようです。
●米国でのビジネスモデル ロサンゼルスの造園業者である、スコット・マーティンは、 毎年クリスマスを大いに楽しみに待っていた。
ただ、スコットにとっては毎年のクリスマスシーズン終了後 に造園業者としてはたまらない気持ちになるのだ。
クリスマス休暇が終わると、道路脇に用済みになって枯れた クリスマスツリーが捨てられ、ゴミとなって収集される光景 であった。
ここで、スコット・マーティンはクリスマスツリーを共有(シェア) する方法を思いつき、これで稼ぎを得た。
スコットのお客様はクリスマスツリーを購入し、所有し、使 い捨てるのでなく、クリスマスシーズンだけツリーを飾り、 捨てずに、スコットに返すサービスを選んだ。
スコットがレンタルするツリーは木の種類も大きさも選択肢 がはるかに多く、配達日時の選択、回収する方法にも工夫が されていた。またお客様にも合理的で経済的であった。
つまりこれからのビジネスは、
物やサービスを購入し、使用/所有し、破棄するのでなく、 最適な物やサービスを選択し、使用し、都合のよいタイミングで 返却する方式をすべきだというのである。
そのためには、 --「最適な物やサービスを選択」出来るように、効率の 良いネットワークを構築する。 -- 効果的な「使用」をするには、品質の良い/故障の少ない/ 持続性(永久に再使用可能)/などの工夫を シェアする仕組みをコミュニケーション構築や提供する 企業に責任を持たせる。 --「都合のよいタイミングで返却」することで利用者の 利益や満足度を高めるのである(いわゆる口コミ)。
といった配慮やサービスを提供すべきだという。
2016年現在、まさにこの「シェアリングエコノミー」全盛になって きています。 まだシェアリングエコノミーが形になっていない頃から きちんと未来を予想する能力ってすごいですね。
・・・・・・後半に続く
●メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる リサ・ガンスキー著 LISA GANSKY 実川元子訳 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4198631174/maruruchan-22/ref=nosim
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Re[1]: メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる
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□投稿者/ まるるちゃん@エンビジ 一般人(1回)-(2016/05/31(Tue) 03:35:08)
| | | | | 2016/05/31(Tue) 03:36:32 編集(管理者)
■1.今日エンジニアが斬ったビジネス書■ ━━━━━━━━━
●メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる リサ・ガンスキー著 LISA GANSKY 実川元子訳
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆本の著者に聞きたいこと : 「メッシュ」の本場をもっと知りたい
☆本から学んだこと : ▼『シェアリングエコノミー』(前回のご紹介) ▼『メッシュのポイント』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆本から学んだこと(続き)
▼『メッシュのポイント』
メッシュとは、 各国で急伸するカーシェアリング、バケーションレンタル(短期の自宅貸し出し) や不要な衣類品の交換など、モバイル・SNS・クラウドなどの 情報インフラとデータを網目のようにつないで適時に適量なだけ モノやサービスを提供するビジネス。 -> http://amazon.co.jp/o/ASIN/4198631174/maruruchan-22/ref=nosim と定義しておりますが、これだけでは理解が難しいと思います。
今回は前回の紹介の続きに加えて、もう少し突っ込んでみてみましょう。
○まず「シェアしているもの」は実は沢山ある。 例えば、道路、橋、公園、水道、送電、鉄道・バス、図書館、 ハローワークからの情報などと。
しかし、「メッシュ」は「シェア」よりも概念が大きいのです。
「シェア」は、モノを共有するが、 「メッシュ」は、モノ・商品やサービスなどを共有されるだけでなく、 「コミュニティ」の共有、つまり「情報のシェア」含まれる。
○「メッシュ」は「シェア」を更に進めたビジネスモデルである。 「シェア」することでお客様との取引が単発でなく、何回も発生する。 前回のクリスマスツリーの事例では、毎年同じクリスマスツリーでなく、 家族の構成や好みに応じて自由に変えられるし、 評判の悪いモノだった場合は、利用がなくなり、最悪の場合 提供元の企業は潰れるだろう。
「シェア」を何度も繰り返せるメッシュ・ビジネスとは、 クラウド・コンピューティング・サービス、SNS、物流網の 整備などのインフラを促進する役目を果たしてくれると容易に 予測できる。
○モノ・商品やサービスなどがより、分かりやすくなる モノ・商品やサービスなどの情報や良さが周知(シェア、あるいは蓄積) されるようになると、今度は 「モノ・商品やサービス」への信頼を得ることにもなる。 つまり、提供元の企業は儲かる訳だ。
○提供元(主に企業)がお客様に モノ・商品やサービスなどを宣伝(いわば押し付け)する時代の 終焉が来た。 これからは、お客様が必要としたときに、欲しい場所で、多く の最適な方法でのモノ・商品やサービスを提供するようになるだろう。
しかも、ネットコミュニティのなかで モノ・商品やサービスに関する、様々で有益な情報を 共有することができるようになるだろう。
提供元(主に企業)にとっては、例えば、 モノ・商品やサービスの欠陥(耐久性、汎用性や修理可能性) などが把握できるようになるという利益が受けられる。
もしも、メッシュ・ビジネスを無視し、従来のビジネスを続けた場合、 一時的には儲かるかも知れないが、長く持つ保証はない。
このように、メッシュ・ビジネスは様々なお客様や提供元などと それぞれがつながっていて、 また世界中に無限の広がりを見せるといえるでしょう。
シェアしたいものとシェアしたいもの この境界線は曖昧になってきているのかもしれません。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★ 『シェア、透明性、信頼が重要』
モノ・商品やサービスをいかに周知させるか、 情報を蓄積し、公開(共有)できるかが信頼できると思う。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
Airbnb,Uberをはじめとして いまや世界中に様々な影響を引き起こしている シェアリングエコノミー。
本著は2011年の出版ですからもう5年以上前に執筆されたものですが そのとおりに進んでいていますね。
逆に既存の業界はこのような「シェア」の流れに 抵抗してがんばっているという出来事もしばしば。
プラットフォームとして一つが強くなりすぎることは いい側面と悪い側面がでてきますが シェアリングエコノミー自体の普及はもうとめることができない 不可逆的なことでないかなとおもうところです。
●メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる リサ・ガンスキー著 LISA GANSKY 実川元子訳 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4198631174/maruruchan-22/ref=nosim
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